星座をおぼえる 2(ふたご座)

夜7時くらいは星がよく見えて、またオリオン座を基点にして、特徴的な星の並びを探してみた。

この時間には、オリオン座は東の空の少し高いところに見える。夜10時に見るのよりは、左に傾いたようになっている。このまえ覚えた「おおいぬ座」のシリウスも、とてもよく見える。
そのオリオン座の斜め上あたり(上の図では斜め下だが、空を見上げた場合は斜め上に見える)に、3つの星が細長い三角形のかたちを成しているのが目についた。今回はこれを調べてみよう。

調べた結果、これは「ふたご座」だと知る。星が2つ並んでいるところが、それぞれ双子の頭に当たる。カストルポルックスというのが星の名前であり、かつ神話上の双子の各々の名前でもあるようだ。カストルが兄ちゃん。Google 画像検索で星座の絵を見てみると、兄ちゃんは弓矢を、弟はこん棒を手に握っている。
こうして星座の絵をしっかり頭に焼き付けておいてから、ふたたび実際の夜空を見て、星々の連なりに頭の中のイメージをあてはめ、その星座の形を夜空に浮かび上がらせてみると、これがなかなかダイナミックな絵になって、思わず心の中で「ほっほぅ!」と叫びたくなる。