就農3年目

就農3年目に入った。
1年目は何も分からないので、親の後ろにひっついて見て学んだり、本を読んだりしてとにかく勉強勉強。
2年目は、勉強して学んだことをあれこれ試行錯誤してみた一年だった。アスパラは立茎がまあまあうまくいき増収できたが、水稲の方はちょっとひどかった。何が悪かったのかその原因がよく分からない。今年どこを改善したらいいのかもよく分からない。
3年目は、これまでの二年間の準備期間を踏まえてのスタートの年だと思う。昨年、アスパラの畑も広げたので、その収穫もいよいよ始まる。今年は出費をなるべく抑えて、ほんの少しでも利益(儲け)を出すことが目標だ。
3月に入ったというのに今日は一日じゅう雪が舞っていたが、アスパラの堆肥マルチに早く取り掛からないといけないし、月末には稲の苗の準備も始まるし、そろそろ自分も休眠打破して活動量をあげていかないといけない時期になった。
農業はまだまだ分からないことだらけで、自分の思う通りにいくことは少なく、だから勉強のしがいも工夫のしがいもあって、自分ちの田畑はある程度自分の思うように出来るから、そこが面白いし頑張りがいがあると感じる。