アフターダーク

今日は会社を休んで時間があったので、ずいぶん前に買ったままになっていた村上春樹さんの「アフターダーク」を枕元の本の山の真ん中あたりからひっぱり出してちょっと読んでみた。
ふ〜ん..。まだあまりピンとこないけど、読み進めていくうちに頭の中に映像がしだいしだいにはっきりと浮かび上がってくるのは、やっぱり春樹さんの文章の力なのかなあと思う。それとやっぱり「まるで〜〜のような、〜〜みたいに」という春樹さん独特の比喩は今作も健在だった。
最近、雑誌はいろいろ買って読むんだけど、読書の秋だってのに、なかなか読書モードに気分が入っていけず、小説のたぐいはぜんぜん読んでない。なんとか今年中にはこのアフターダークを読みきりたいと思うのだが。
それにしても、一晩の夜の出来事を作品にするのがなんか流行ってるんだろうか? このまえ観たトムクルーズの「コラテラル」もそうだったし。深くて暗い夜のあいだにいろいろ起こって、すべてが終わったラストに朝日が差し込む・・てのは、たしかにドラマチックだよなあ。

アフターダーク

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