耳にひっかかるじゃないですかぁ

ジャマイカじゃまいですかぁ

最近、どういうわけか「〜じゃないですかぁ」と人が話してるのを聞くと、妙に耳にひっかかる。もうけっこう前にテレビのニュースか何かでこの「〜じゃないですかぁ」という言葉使いがちょっとした話題として取りあげられたのを見たような記憶があるのだけど、そのときは「ふーん、そういえば使ってるかなぁ」くらいに思っただけで、とくべつ気にするようなことはなかった。
それがここ最近、1、2ヶ月くらい前からなぜか「〜じゃないですかぁ」に不必要に変に反応するようになった。自分はどうかというと、僕もけっこう会社とかで使っている。「○○さん昨日××って言ってたじゃないですかぁ」とか「それダメじゃないですかぁ」とか。そして言ってしまった後で、「あっ今オレ じゃないですか って言った・・」とすぐさま反応して、なんだかほんの少しだけ後ろめたいような気持ちになる。別に後ろめたくなる必要はないし、今さら言葉の乱れとかってわけでもないしと頭では分かっているつもりのだが、どうも普通に聞き流すことができない。(まあそれほど深刻なわけではなくて、ちょっと気にする程度なんですが。)
テレビを見ていても、つい反応してしまう。

本上まなみさんも言ってるじゃないですかぁ

今日、夜7時からのNHK教育「トップランナー」を見てたら、司会(MC)の本上まなみさんもゲストに対して「すごいじゃないですかぁ!」と2回くらい言っていた。2回くらい言った後は今度は「すごいですねぇ!」と言っていたが。

御立さんも言ってるじゃないですかぁ

平日夜11時からやっているテレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト」をだいたい毎日見ているのだが、先週のコメンテーターの御立さん(たぶんボストンコンサルティンググループ日本代表の御立尚資さんという人だったと思う)も、多いときで1回の放送中に少なくとも5回は「〜じゃないですかぁ」を使っていた。この人のコメント・解説は、的確で鋭くてユニークで分かりやすくて、このコメンテーターいいなぁと思いながら見ていたんだけど、こんな知的でエリートな人も「〜じゃないですかぁ」を使うんだ、と思った。

はてなスタッフも使ってるじゃないですかぁ

少し前のはてなのインタビュー(WEB)記事、「株式会社 はてな インタビュー Hotwired」をちょっと前に読んだときに、目ざとく見つけてしまった。

近藤 −(中略)−‘ウェブマスター術’みたいな本を読むと「メールを送る時は名前を書きましょう」みたいなこと書いてあるじゃないですか(笑)。

伊藤 −(中略)−サポート部隊というのが間に入るじゃないですか。


いや、だからどうしたっていうと、別にどうってことはないのだが。
「〜じゃないですかぁ」に反応するのって、もうかなり少数派なのだろうか? やっぱ僕が世の中の流れについていけてないだけ?
1、2ヶ月くらい前といえば、僕が大阪に引っ越して少し落ち着いたくらいの頃で、引っ越す前は会社でそんなに敬語を使うことがなかったし、だから「〜じゃないですかぁ」は「〜じゃんかぁ」と言えば済んでいたのだが、それが大阪に来て職場が変わってほとんど毎日敬語しか使わなくなった、という生活環境の変化のせいというのは可能性として大きいかもしれない。(ということは、「〜じゃないですかぁ」は僕にとっては新しいフレーズということになる。)
Google で「じゃないですか」を検索したら、検索結果の一番上にこういうページが出た。
 ・ 「〜じゃないですか」 - 解散宣言・「正しい日本語を守る会」
こんなことを言っていてはいけない、保守的な人たちは放っておけばよい、といわれているが、まあちょっと書いてみたっていいじゃないですかぁ。  ..はやく普通に聞き流せるようになりたい。。