週刊アエラと政治

久しぶりに本屋に寄って、久しぶりに週刊アエラを買った。

スター・ウォーズにはあまり興味がなく、「ヒットの源流2015」という特集が読みたくて買った。
この特集をパラパラっと読んだ感想は「まあまあ」だったが、それはさておき、目次のページ中の姜尚中さんのコラムに考えさせられるものがあった。

2015年は、良きにつけ悪しきにつけ「政治の季節」で、日本国民一人ひとりが生活の中で政治との距離感を近く感じた一年でした。
(Weekly AERA 2015.12.21 P.5 「eyes」より抜粋)

この一文を読んで、ぱっと思い浮かんだのがマイナンバー制度。それから、安保法案のことも頭に出てきた。しばらく後で気付いたのがTPP。改正公職選挙法もわりと関心がある。最近では軽減税率も生活に近いところの話しだ。他にもあるかもしれない。
たしかに、政治との距離感を近く感じて、いろいろ考えるんだけど、一人ひとりがいろいろ考えたって、国民の意見はおかまいなしに政治は物事を進めてしまうんだよなぁ、というのはあながち見当外れではないと思う。
そういう意味では、安保法案のときにすごい無力感に襲われていた中で知った東京での国会周辺デモのニュースには心が震えるものがあった。