バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

正月休みも、もう2日目が終わろうとしている。早いなぁ。
昨日は、年賀状の返事を書いたり、初もうでに行ったり、一年の目標を立てたり、iTunes で「バードマン」を観たりと、そこそこ充実した元旦だったように思う。
対して今日は、昼前からたまっていた洗濯物を洗ったり干したりを3回ほど繰り返し、その間に読みたい本をパラパラ読んだりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまった。なんだか、楽しみにしていたテレビドラマの最終回が始まってすぐに長い電話がかかってきて、電話の話しは上の空だし、ドラマの内容は頭に入らないしで、あーもったいない時間を過ごしてしまったと頭を抱えるのに近いような虚無感を感じる。

映画の感想を少し書いておくと、アカデミー賞の作品賞等々を受賞したからにはとそこそこの期待を持って観たのだが、どうもピンとこなかった。特別に感動したシーンもなく、特別に大笑いしたシーンもなく、とくべつ釘付けになったシーンもなく、自分には正直この映画の素晴らしさというものがよく分からなかった。
事前に、映画批評の Podcast (シネマ4の字固め)を聴いて話の展開をある程度知っていたというのもあるだろうし、そういう予備知識なく映画館の広くて暗い劇場空間で大スクリーンでこの映画を観たら、また違った感想を持てたんじゃないかと思う。
ところであの隕石(?)の映像にはどんな意味があるんだろう? それが気になった。あれも主人公だけが見える幻ではあると思うんだけど。全然関係ないんだろうが、ふと「GAMBO」というアニメ映画(短編)の冒頭シーンに出てくる隕石を思い出してしまった。