『隠し剣 鬼の爪』

昼まで寝て、永瀬正敏主演の映画「隠し剣 鬼の爪」を観に行った。
なんとなく、永瀬正敏と松たか子の恋愛時代劇的な映画だろうなと思ってて、このタイトルはただのあてつけかなと想像してたら、やはり半分は二人の恋物語だったけど、あとのもう半分はわりとしっかりした歴史ものであったり、「隠し剣」という名の通りの剣術とか武士とか侍とかを扱った時代劇の内容も含んでいた。
全体的に静かで落ち着いた感じの映画だったけど、なんかしっとりしたやわらかい映像や演出がよく、僕はけっこう惹き込まれるものがあった。永瀬正敏のちょっと控えめな演技もいい雰囲気を出していたように思う。それから松たか子がすごくいい役をみごとに演じていて、涙を流すシーンにはぐわしっと心をわしづかみされてしまった。うん、すごくよかった、松たか子。
隠し剣 鬼の爪ってワザはいつになったら出てくるんだろう、と思ってたら、ラスト近くにスパッと出てきた。一瞬で静かにさりげなく決まる鮮やかな秘技。ぅおぅ、かっこいい。すげーワザじゃん。じつはとんでもない技を持ってたのね、永瀬さん。もっと隠し剣を見たかった。
なんだか久しぶりに永瀬さんを映画で見たような気がするけど、独特の雰囲気と味わいを持ったいい役者だなあとあらためて思う。もっといろんな映画に出てほしいし、いろんな映画に出ている永瀬さんを見たい。これからもっともっといい役者になってくんじゃないかと思う。期待してます。

仕事をしようと思っていたけれど

ノートパソコンを持って帰ってたので、２、３時間でも納期間近の仕事をしようと思っていたのだが、映画を観て、帰りに本屋へ寄って、帰ってからジョギングしたら、一日が終わってしまった。まあいいか。なかなかにほどよい休日でした。

あ、

明日からもう１１月だ。