「ターミナル」みたーなるよ

みけんのシワがすごいですね

トム・ハンクス主演の『ターミナル』を観た。前に映画館で予告を見たときにグッとひかれるものがあったのでけっこう期待して観に行ったが、いやー良かった。ホントよい作品だった。心温まる作品、とかよく言うが、それを文字どおりにほくほく実感できるものがあった。
それにしても、トム・ハンクスの演技にはいつものことながらやられてしまう。こちらの気持ちをさらりと無防備にさせるものがある。この映画は、脚本も演出も映像も、それから脇役のキャラクターまで含めて、実に上手く練り上げてあると思うが、それでもやはり一番はトム・ハンクスの存在だろう。このまえの「英語でしゃべらナイト」にインタビューで出ていて、役者にとって一番大切なものは?との質問に「集中力」と真摯な眼差しで答えていた人だから本人にそのつもりはたぶんないのだろうが、こちらの観る側のツボを巧妙に(半ば計算的に)突いてきてるんじゃないかと思えるほどだ。
今日は平日だし、夜6時からの最後の回だし、ここの町は映画(館)に対して温度が低いと僕は常々感じているので、たぶんけっこう映画館は空いているだろうと思って行ってみたら、思ったよりも人が入っていた(おかげでちょっとだけ脇の席に座るハメになってしまった)。そして映画がクライマックスを迎えるにつれ、すぐ後ろの席の方から(感動の涙で)鼻をすするような音も聞こえるようになり(カゼじゃないよね)、なんだか館内が気持ちホットになったような雰囲気さえ感じられた。さらに僕が「おおぅ」と思ったのは、いつもなら映画があらかた終わって画面がフェイドアウトしスタッフスクロールに入ったとたんにほとんどの人がバタバタと席を立っていくのに(そして最後にぽつねーんと僕は取り残される)、今日はエンディングの曲がどれだけ流れてもなかなか周りから人がいなくならなかったことだ。僕もたっぷり映画の余韻に浸り、その余韻は映画館を出た後もなかなか体から抜けなかった。映画を観終わった後、こんなふうになんだかしばらく元の現実にうまく体が馴染まないような感覚を持つのはずいぶん久しぶりのことだ。
ただ、どういうわけか『ターミナル』はもう一回映画館で観ようとまでは思わないが、昨日ひととおりの文句を書いた『ハウルの動く城』は、もう一回観てみようかなあと思っている。一口目が求めていた味となんだかどうも違った食べ物を、自分の中のちゃんとした答えを確かめ出すためにもう一口、口へ運んでみるようなものだろうか。

スネオ、待ってるよ。

今日、4月5日のスネオヘアーライブのチケット当選内定メールが来た。 ぃぃゃやっったぁー!!!っ! あとは期日までにお金を振り込むだけだ。これでやっとスネオさんに会える。わくわく。どきどき。2005年の初めての予定が出来た。
スネオーぅ、ヒロシマなめんなよ! (いや、たいしたことないですけど・・。)

↓まぁた画像が入ってないんだから.。

フォーク(期間限定)

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