『珈琲時光』

数週間ぶりにDVDを借りて観ました。
この『珈琲時光』という映画を観ていると、そのタイトル通りに、喫茶店で珈琲を飲んでいるときのような静かでゆったりした気分になりました。久々に自分の好みの枠にしっくりはまった感じのする映画でした。
観る前は、映画初出演という一青窈の演技がちょっと不安(?)だったりもしたんですが、実際観てみたら、ぜんぜん演技というものが感じられない、普通に普段通りにカメラの前でただ動いているという映り方が素晴らしく良かったです。
友人役の浅野忠信や、母親役の余貴美子の、演技臭さのない存在感ともうまくバランスが取れていて、最後まで安心して作品の空気を堪能できました。
しかし、一青窈って、映画に出て演じることも出来るし、英語の発音はいいし、声質もいいし、歌も上手いし、美人だしで、才女というのはこういう人のことをいうんだなあ、なんて思いました。

珈琲時光 [DVD]

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