LIFE 井上陽水

平日に録りためておいた『LIFE 井上陽水』というNHK教育テレビの番組を週末に観た。

http://www.nhk.or.jp/songs/life-inoue/index.html

現役の一人のアーティストを、4日間計4時間に渡って特集した番組というのも凄いなあと思ったけれど、見応えのある面白い内容だった。
3日目では、リリー・フランキー井上陽水の対談がメインになっていて、そのなかで「この歳になっても人生はたいへんだ」みたいな話しをされていたところが興味深かった。けっきょく、40になっても、50になっても、60になっても、この「たいへんな感じ」というのはずっと続いていくんだなあとふと自分のことを考え、そして人生をうまい具合に楽しんでおられるようなお二方でさえこう言われているということは、これはもう諦めるしかないんだなあと思うと、なんだか変な可笑しみみたいなものをテレビを見ながら感じた。
それから、「傘がない」や「氷の世界」という曲が、自分が生まれるよりも前に作られていた曲ということを知らなくて驚いた。いま聴いても、ある種の新鮮味があり、ダイレクトに伝わってくるものがあって、凄いと思う。