コマンドプロンプトを起動後、前の場所にすぐ移動するバッチ

コマンドプロンプトで、現在の場所を保存しておき、次にコマンドプロンプトを起動したときにすぐにその場所へ移動するバッチコマンドを作りました。自分でも地味に便利に使えているので紹介します。

使い方

1. コマンドプロンプトで、自作バッチ pushf により、現在の場所(カレントディレクトリ)を保存

C:\Users\Kanda\Documents\Study\Ruby>pushf
C:\Users\Kanda\Documents\Study\Ruby

2. コマンドプロンプト終了
3. コマンドプロンプト起動
4. 自作バッチ popf により、前の場所へ移動します

C:\Users\Kanda>
C:\Users\Kanda>popf

C:\Users\Kanda\Documents\Study\Ruby>

設定

任意のフォルダに、2つのバッチファイル

を置き、そのフォルダのパスを環境変数 PATH に追加します。
上のファイル名のリンクからダウンロードできます。
バッチファイルの内容は次のようになっています。

  • pushf.bat
@echo off
cd > %HOMEPATH%\.savecd
cd
  • popf.bat
@echo off
FOR /F %%A IN (%HOMEPATH%\.savecd) DO chdir /d %%A

おまけ

あと、bashライクに使える ls バッチコマンドと、 cat バッチコマンドのバッチファイルも置いておきます。 ls は DIR /B の代わりをするだけですが、入力が楽なのでよく使っています。