受賞

ノーベル賞の受賞者が、昨日今日と日本人から出たということでニュースになっている。

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(56)とカナダ・クイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授(72)に授与すると発表した。授賞理由は「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」。
毎日新聞の記事より引用)

すごい発見なんだろうなぁとは思うけど、ニュートリノに質量があるかないかの違いで、いったい何がどう変わってくるのか、そのへんのことがさっぱり分からない。例えば、この発見がきっかけで物質の重さをゼロにする方法のめどが立ちました、とかいうんなら分かりやすいんだけど。
こういう疑問を解消しようと思うと、自分で勉強(あるいは検索)しないといけないから面倒だ。その点、学生はすぐそばに質問をぶつけられる先生がいるのだから羨ましい。物理の時間に質問しようものなら、先生は喜んで(もちろんその先生の分かる範囲で)説明してくれるんじゃないだろうか。
廃校になった校舎の教室で、教員を退職した「元先生」が、大人向けに授業をしてくれるような機会があったらなぁと思う。数学でも歴史でも国語でも、もういちど授業に出て、勉強してみたい。