若者

若い人はなぜ、つんつんしているのか。彼ら彼女らが守ろうとしているものは何なのか。どうも、目に見えないバリアを感じる。へたに手を出そうものならビリビリやられそうで、ちょっと怖いなぁと思うときもある。
思うに、協力すること・されること、また気を遣うこと・遣われることに、照れがあるんじゃないだろうか。傾向として、どちらかといえば非協力的だし、共同での作業よりは単独での作業を好むように思われる。
もちろん、そうじゃない人もいるので、「若い人」というくくりで、ひとまとめに論じるのは良くないとは思う。しかし、一緒に仕事をしていると、不必要な緊張感がつねに喉の奥の方にあって、妙に気疲れしてしまう。同年代あたりの人が気を利かせてあれこれ動いているのをみると、やはり若い人とは違うなぁと感心する。まあ、人生経験やら仕事の経験やらの量が違うのだから、当然といえば当然なのかもしれないけれども。
へんに歩み寄る必要はないのだろうし、個人的に仲良しになりたいわけじゃないのだが、もう少しなんとか出来たら、お互い気分的に楽に仕事ができるんだけどなぁとしばしば思う。そういうのは、世代間格差という深い溝の前では、しょせん無理な望みなのだろうか。あるいは、単純に自分が気弱なだけなのか。