サンフジンズ

ひさびさに買ったアルバム『スリーシンフサンズ』。期待半分、不安半分な気持ちで Amazon の注文ボタンを押したのだが、今のところ購入して良かったと思う。

スリーシンフサンズ

スリーシンフサンズ

メロディというかサウンドというかの事については(そこにフザケた要素が入っているのかどうか)よく判らないけれど、曲の歌詞はだいぶんフザケている。6曲目の、「ハリがないと 注射器じゃないぜ 浣腸と間違えないでね」って、なんじゃこりゃあ。まあ面白い歌なんだけど。
静かな部屋で耳をすまして聴くようなアルバムじゃあ決してないと思うんだけど、今日みたいなうっとうしい雨降りの日に、通勤の車の中で聴くぶんにはとても良い。耳に心地いいギターの音と、テキトーな歌詞(愛してるだの何だのという湿度の高い詞じゃないという意味で)が、雨のうっとうしさを半減してくれる。それと、くるりの岸田さんの曲は、全てじゃないにしろ不思議と雨の音が合うような気がする。
曲を順番に聴いていると、これはいかにも民生っぽいなとか、これはくるり的な曲調だなとか、これは合作じゃないかなとか、いろいろ想像できるところがまた楽しい。歌詞カードを見るとかしての答え合わせは、もう少し先にしようと思っている。