偶然ではない

昨日の日記(このブログ)に子猫の画像を貼り付けて記事を投稿した翌朝(つまり今朝)、Yahoo!ニュースを見ていたらこんなのが目にとまった。

「ブリュッセル封鎖」でネコ画像ツイートが大流行 ベルギー (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
【AFP=時事】ベルギー警察当局が、対テロ一斉摘発を実施する間にソーシャルメディアへの情報投稿の自粛を呼び掛けたとき、市民らはこれに行儀良く、しかしちょっと変わった方法で従った──次々とネコの写真を投稿し始めたのだ。
(ニュースの冒頭部分を抜粋)

ツイートとブログ更新の違いはあれど、一瞬「おぉ!」と思った。昨夜の時点ではこのニュースを知らなかったのに、自分もネコ画像をネットに投稿したからだ(まぁ日記の内容はフランステロとはまったく関係ないのだが)。
しかしおそらく、これは「偶然」ではないのだ。ニュースは朝晩チェックしていて、パリの同時多発テロ関連のことについても毎日のように耳にしているし、欧州から遠く離れた日本の山の中の村みたいなところに住んでいても、やはり世界の動きという風が多少なりとも吹いてきていて、知らず知らずのうちに何かしらの影響を受けているのだと思う。そういう何かが、潜在意識の下でベルギーの人たちと同じ行動を取るようにささやいたのかもしれない。
同列に語るのは少し違うかもしれないが、自分が地元に帰って就農したことも、表立った事情はいろいろあるにせよ、いま言われている就農ブームと時期が重なったことは、これもやはり「偶然」ではない。経緯はどうであれ、結局は世の中の流れに乗っかっただけなのだ。
そう考えると、数年ぶりにブログの更新を再開したことや、将棋を指すことに再び熱が入りだしたことなんかも、自分の意志で決めたことであるようでも、じつは目に見えない世間の風になびいてそのベクトルに歩調を合わせただけのことなのかもしれない。