おかしの家 by TVer

テレビも新聞の番組欄も見なくなって久しいが、ちょっと前の Yahoo!ニュース で「おかしの家」というドラマのことを知った。

深夜ドラマに絶賛の声 魅力は(2015年11月22日(日)掲載) - Yahoo!ニュース
−−深夜帯でもにわかに注目を集めているドラマがある。石井裕也氏が監督を務め、オダギリジョーが主演している『おかしの家』(TBS・毎週水曜午後11時53分〜)がそれだ。
(記事の冒頭の一部を抜粋。)

このドラマを TVer*1 でも見られるということで(これも Yahoo!ニュース の記事*2で知った)、第6話と第7話を視聴した。期待していたものとはちょっと違ったが、映像はたしかに映画のようだし、主な登場人物はすごく限られていて、とてもこぢんまりとした小さな世界の話しだ。なんだか舞台劇のような雰囲気もあるなと思った。
オダギリくん(あえて「くん」付けで呼ばせていただく)は、あいかわらずのオダギリくんで、でもあの適当なゆるさ加減が安定している演技には、いつも好感が持てる。第7話では、尾野真千子さん(あえて「さん」付けで呼ばせていただく)が、ジッパーを上下させて照れるところがとてもかわいかった。
30分もないミニドラマのような形式で、やっとその世界に浸ってきたかなというところで終わってしまうのがいつも少し惜しい感じなのだが、TVer での視聴環境も含めていえば、気楽に見られるところがいい。
オダギリくんといえば、僕の中では常に「時効警察」なのだが、麻生久美子さんとはだいぶん違うキャラの尾野真千子さんとどんなやりとりを見せてくれるのか、それがとても楽しみではある。