引き継ぎ

倉に収めている玄米を白米にするため、セルフの精米所に行った。これはいつもは父に行ってもらっていたのだが、いつまでも父任せというわけにはいかないので、今日より先は自分が行くことにした。
玄米30キロが入った袋は、見かけよりもずっと重たい。車に乗せたり下ろしたりするのに一苦労した。よくこんな重たいものを父は上げ下げ出来るもんだと今さらながらに感心した。
先日は、家の暖房で使う灯油(ポリタンク5つ分)の給油に行った。これも今までは親任せだった。親は自分に甘いのか、口うるさい事はぜんぜん言わない。まあ、あれこれ口を出さないといけない歳でもないしと思っているのかもしれない。
父は今年70歳になった。足取りはまだまだ元気そうだが、精神的な窶れ(やつれ)を感じる。家の細かな雑事で父任せになっていることは、まだまだたくさんある。それを少しずつ引き継いでいかなければなるまい。