カイゼン

職場にいる年輩の人が、次々と作業の改善を行っている。
団塊世代の人で、前職は大手電機メーカーに勤務されていて手先は器用で知識豊富で語学堪能という凄い人なので、とうてい自分がかなうような人ではないというのは、はなから頭にある。
しかし、自分も何かそういう業務改善を、小さなことでもいいからやってみたい、やってやろうというのは常々考えているつもりなのだが、一向に何も実現できていない。
経験が違うといえばそれまでだが、視点とか目の付け所が違うのだろうか。ものの考え方が入口のところからして大きく違うのだろうか。どうやったらそういう事を思いつくのか、その発想の源を知りたいと思う。
まあ、何か作業を改善して、「よく思いついたね」とか「今までよりずっと良くなったよ」とか「すごいね」とか言われてみたいという邪心があるのは確かで、そういうのが頭をちらついている内は、よい発想というのは出てこないのかもしれない。
何か一つでいいから、日々の作業を以前より少し速く、あるいは少し楽にするアイデアを提案し採用されることを、来年の仕事の目標としよう。