羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門

「棋力を向上するには将棋の本を読むのがいい」と YouTube の動画かなにかで聞いて、まずは読みやすそうなこの本からかなと思い、Amazon で購入して読んだ。

いま参加しているネット将棋で、一時は7級に落ちてなかなか上がれそうになかったのが、最近はなんとか6級で安定し、5級昇級への望みも見えるようになったのは、間違いなくこの本を読んだ成果だ。
タイトルに「将棋入門」とある通り、特別に難しいことは書いてなく、一つひとつ丁寧に説明してあって分かりやすかった。内容のほとんどは本当に基礎的なことばかりだが、その基礎をあらためて学ぶという点で、自分には丁度良い本だった。木製の将棋盤と駒を持っているので、本の説明に沿って、実際に駒を並べたり動かしたりして読んでいったのも身になったように思う。
本を読んだことで、これまでと指し方が具体的にどう変わったのか自分でも説明できないのだが、それでも前よりも勝てるようになったというのは今までの指し方と違う手を選べるようになったということだから、それが不思議といえば不思議だ。
しばらくはこの、将棋の本を少し読んで、それからネット将棋に参加するという毎日のルーチンを続けていこうと思う。