腰痛

数週間前にアスパラの親株の刈り取りをした。どうもその時にだいぶ腰に無理な負荷をかけたみたいで、ここしばらく腰がじわじわと痛くていけない。
これから除草剤を撒いたり、バーナーをかついで畝焼きをしたりしないといけないのに、これ以上腰が痛くなったりしないだろうかと少し気掛かりだ。
先日届いた現代農業を読んでいたら(今号の現代農業は久しぶりにじっくり読み込んでいる)、

新規就農者のなかには、(うまくやっているように見えても)就農して10年前後で体を壊して農業をやめていく人もいます。就農して三年ぐらいは無理が利いても、疲労は蓄積されています。
(現代農業 2016.1 P.106 より)

というくだりがあってドキっとした。農業は何といっても身体が資本なので、怖いなぁと思う。

「天気がいい日は畑に出よ」という不文律が家や村にはあると思う。でも、「できるだけやってやろう」というより、「できるだけやらない」ということが、作物にとっては案外いいことがある。これを若い人には伝えたい。
(同上 P.89 より)

先と文脈はちがうが、こういうことをいうベテラン農家さんもいて「へぇ」と驚かされる。
でも、天気がいい日に畑に出ないのはもったいないというか、なんだか罪の意識さえ感じてしまったりする。とことんやりだせばキリがないし、サボれば畑は草だらけになるし、そのさじ加減は難しい。
なんにしても体を壊さないようにしなければ。まだまだこれから、始まったばかりなのだから。